タイで病気になったら?薬局・クリニック・病院の使い方ガイド

タイ滞在中に体調を崩したら、まずどこに相談すればよいのでしょうか。軽い症状なら薬局、検査や医師との相談が必要な場合はクリニック、さらに専門的な治療や入院が必要なときは病院と、症状に応じた選択肢があります。タイでは薬局でも日本より幅広い薬が購入でき、クリニックや私立病院では日本語対応も充実。今回は安心して医療を受けられるための流れと、タイの医療事情をわかりやすくご紹介します。

軽い症状の場合はまず薬局に相談

タイでは体調不良を感じた際、まず薬局へ相談するのが一般的です。街角やショッピングモールなど、薬局は身近な存在。日本では処方箋が必要な薬でも、タイでは薬剤師の判断で購入できるケースが多く、軽い症状なら薬局で解決できます。

・解熱剤・鎮痛剤などはスーパーやコンビニでも一部購入可能。

・薬局では症状に合わせた薬を薬剤師が提案してくれます。

ブレズ薬局でのサポート

・店頭での相談(日本語通訳常駐はアソーク店ソイ33/1漢方薬局

・日本語通訳サービス(日本語通訳常駐店舗以外の店舗は電話通訳対応)

ブレズ薬局公式LINEでは日本語によりご返信を行っております(9:00~18:00)お薬の配達も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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ブレズクリニックの特徴

・内科総合診療クリニックとして、予防から慢性期治療まで幅広く対応(アソーク院)

・日本語LINE対応(10:00~19:30)

・健康保険利用可能

・日本語通訳スタッフが受付から会計までサポート

「しっかり医師と話したい」という方は、まずクリニックに相談するのがおすすめです。

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専門治療や入院する場合は病院へ

日本語サービスを利用したい方や、より専門的な検査・治療、入院が必要な場合には、私立病院の利用が安心です。バンコクには日本語通訳が常駐している病院が複数あり、言葉の心配なく受診できます。

日本語通訳が常駐する病院は他にもありますが、今回は日本人の方が利用する機会の多い代表的な3つのバンコクにある私立病院をご紹介いたします。

サミティベート病院

日本国外で最も多く日本人が来院する病院。日本語通訳が診察時の通訳や手続きなどを年中無休で日本語で対応。日本人専用医療センターを設けており、日本の病院との連携も行っている。

バムルンラード病院

国際的に有名な私立総合病院。2002年にアジアで初めてアメリカの病院を検査、認定するJCIから認定を受け、医療ツーリズムの目的地としても知られる。日本語通訳による日本語にて対応可能。日本語にて診察可能な医師も在籍。

バンコク病院

病院内に日本人専門クリニック「ジャパン・メディカルサービス(J.M.S.)」があり、日本人医師や、日本の医学部を卒業したタイ人医師、日本人医療コーディネーター、日本語通訳が総合的にサポート。

タイの医療水準は?日本との比較

タイは世界的に見ても医療水準が高く、医療ツーリズム(医療観光)の拠点としても注目を集めています。ここでは、ランキングやコスト面から、日本との違いを見ていきましょう。

世界の医療システムランキング(2025年)

2025年の世界医療システムランキングによると、

・日本:第3位(Health Index 80.0)

・タイ:第8位(Health Index 77.5)

と評価されています。

日本は、国民皆保険制度による医療アクセスの平等性や、長寿国としての高い生活水準、全国どこでも均質な医療が受けられる点が強みです。
一方、タイは「30バーツ医療制度(Universal Coverage Scheme)」と呼ばれる国民医療保障制度に加え、公立・私立ともに高水準の病院を有しています。そのため、国内の人々だけでなく、海外からの患者も多く受け入れており、医療ツーリズムの主要な目的地として発展しているのです。

タイの医療費のコスト面

世界50か国を対象とした調査によると、タイは「医療の質」と「費用の手頃さ」を両立している点が特徴です。

  • Healthcare Index(医療水準):77.2と安定的に推移
  • Cost of Living Index(生活コスト指数):40.7 → 36.0へ低下

つまり、生活コストが下がる一方で医療の質は高い水準を維持しており、海外でも「高品質な医療をリーズナブルに受けられる国」として評価されています。欧米や日本に比べて手頃な費用で先進医療を受けられることも、タイが医療ツーリズムで選ばれる大きな理由の一つです。

タイの医療が選ばれる理由

タイが医療ツーリズムの拠点として注目を集めているのは、単なる費用の安さだけではありません。医療水準の高さと環境の良さが、総合的に旅行者や在住者の安心感につながっています。

タイでは、バンコクを中心に国際患者を受け入れる高品質な私立病院が多数あり、最新の医療設備と専門医がそろっています。さらに、手術や高度な治療でも、欧米や日本に比べてリーズナブルな価格で受けられる点も大きな魅力です。

また、世界的な観光地としてのインフラが整っているため、治療後にリハビリや休養を兼ねて滞在を楽しめる環境があることも特徴です。これらの要素が組み合わさり、「安心・高品質・手頃」という三拍子がそろった医療環境として高く評価されています。

まとめ

タイでは、薬局・クリニック・病院の役割が明確に分かれており、日本語で相談できる窓口もあるため安心です。世界ランキングでも医療水準は高く、生活コストが抑えられる中で質の高い治療を受けられるのも大きな魅力。旅行者も在住者も、症状に合わせて適切な医療機関を選ぶことで、より安全に滞在を楽しむことができます。

ブレズ薬局では、日本語で健康やお薬のご相談、お薬の配達を承っておりますので、旅行中に体調が不安なときも安心です。

ブレズ薬局の店舗にて直接ご相談

※現在日本語通訳常駐店舗は「アソーク店」「ソイ33/1漢方薬局」でございます。その他店舗では、お電話にて日本語通訳サービスを行っております。

ブレズ薬局公式LINEのお問い合わせ

※日本語によりご返信を行っております。お気軽にお問い合わせください。

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監修:ブレズ薬局

本記事は、タイ・バンコクを中心に多数の店舗を展開する「ブレズ薬局」の監修のもと作成されています。ブレズ薬局では、日本語通訳スタッフが常駐するアソーク店およびソイ33/1店をはじめ、日本人のお客様が安心して医薬品を購入・相談できる環境を整えています。「言葉が通じる安心感」から、在住者・旅行者問わず10年以上にわたり多くの日本人の皆さまにご利用いただいております。

また、ブレズグループではアソークとプロンポンにクリニックも併設しており、日本語通訳スタッフが常駐する中、気軽に受診できる体制を整えています。健康やお薬に関するお悩みがある方は、薬局・クリニックの両面からサポートいたします。

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