タイの治安は実際にどう?日本人女性スタッフが感じたリアルな注意点
タイは日本人にとって人気の渡航先の一つですが、「治安は大丈夫?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。今回は、筆者(女性)が実際にタイで暮らしてきた中で感じたリアルな治安事情をご紹介します。女性一人旅を考えている方にも参考になる内容です。
女性一人歩きでも大丈夫?タイの日常的な治安事情
筆者が感じるタイの治安

タイ、特にバンコクの都市部では、女性が一人で歩いている姿をよく見かけます。筆者自身も女性ですが、これまで夜道や地方への一人旅で恐怖を感じたことはありません。ただし、これは運が良かった面もあると思います。
タイは日本に比べて、昼間でも歩く人が少なく、夜になるとさらにその傾向が強まります。そのため、日本と同じ感覚で夜道を歩くことはできません。特に深夜帯は注意が必要で、人通りの少ない時間や場所では、できるだけタクシーなどを利用するのが安心です。歩く距離が長い場合や人通りの少ないエリアへ行くときは、なおさら慎重さが求められます。
東京とバンコクの治安比較
NUMBEOは、世界の都市を対象にユーザー体感をベースにした治安データを提供する、セルビア発の統計データベースです。月間訪問数は約270万件と推定され、主に若年層を中心に利用されています。ただし、あくまで体感を集計したデータであるため、参考値として扱うのが無難です。
| 項目 | 東京 | バンコク |
| 犯罪指数 | 24.7 | 38.6 |
| 安全指数 | 75.3 | 61.5 |
| 昼間に一人で歩く際の安全性 | 78.58 | 79.76 |
| 夜間に一人で歩く際の安全性 | 72.74 | 57.80 |
NUMBEOによると、東京の犯罪指数は24.7、安全指数75.3に対し、バンコクの犯罪指数は38.6、安全指数61.5となっており、どちらも「安心できる」と感じる水準です。ただし、比較すると東京の方がさらに治安が良く、安全性が高いと評価されています。
まず、「昼間に一人で歩く際の安全性」は、東京が78.58、バンコクが79.76と、どちらも「高い」評価を受けています。つまり、日中は東京・バンコクともに比較的安心して歩ける環境だといえます。
一方で、「夜間に一人で歩く際の安全性」を見ると、東京は72.74と高い数値を示すのに対し、バンコクは57.80で中程度とされています。日中に比べると差が大きく、特にバンコクでは夜間の外出時に注意が必要です。
タクシーと交通の注意点 アプリ使用と事故リスク
タイでは日本に比べ乗車料金が安いため、タクシーを利用する場面も多いですが注意点もあります。
タクシー利用時の注意

通常の流しのタクシーでは、以下のようなリスクがあります。
- メーターを使わずに料金を言い値で提示される
- 遠方(目安:30分以上)への乗車を拒否される
- おつりがないことが多いため、少額紙幣での支払いを要求される
さらに稀にですが、ドライバーの中には気性が荒かったり、営業目的やそれ以外の理由でしつこく連絡先を聞いてくるケースもあります。そのような場合、可能であればすぐに下車することをおすすめします。ただし、相手を刺激しないように気を付けてください。中には乗客を降ろしてくれなかったり、万が一にも銃を所持している可能性がゼロとは言えません。
アプリ配車の利用を推奨

最近では「Grab」や「Bolt」などの配車アプリの普及により、事前に料金が明示され、クレジットカード決済が可能なうえ、移動履歴を家族や友人と共有できる機能もあり、安全性が高まっています。しかしアプリ経由であっても、評価の低いドライバーが来る場合はキャンセルをしたり、何か違和感を覚えたら警戒を怠らないようにしましょう。
交通事故にも注意

タイは日本と比べて交通事故が多く、特にバイクタクシーは事故率が非常に高いです。手軽に利用でき、渋滞がひどい時間帯でもスムーズに移動できるバイクタクシーはとても便利な手段ですが、安全面を考えると、利用は控えた方が安心です。
また、歩行者の立場でも注意が必要です。タイは基本的に「車優先」の社会で、横断歩道であっても車が止まってくれるとは限りません。むしろ歩行者が車を避けることが当たり前という感覚があります。筆者も歩行中に車が止まってくれることに、いちいち感謝してしまうほどです。
日常で出会うかもしれないリスク
スリや詐欺

バンコクの観光地や外国人が多いエリアでは、スリや詐欺の被害も報告されています。
- 「日本円を見せてほしい」と声をかけてきて、財布や現金を盗まれる
- 電車の車内や混雑した通りなどで、バッグの中身を狙われる
こういったトラブルを避けるためにも、知らない人に声をかけられても安易に応じないこと、カバンは前に持つことを心がけましょう。
野犬に注意
日本と比べて、タイには野犬が多く見られます。特に住宅街や地方ではその傾向が顕著です。昼間はおとなしいことが多いですが、夜は気性が荒くなることもあります。たとえ飼い犬でも、自分のテリトリーに入ったと認識すると吠えたり追いかけたりすることがあります。筆者も日本の感覚で道端の犬に近づき、かわいがろうとして大変怒らせてしまい、噛まれそうになった経験があります。日本の犬とはまったく別物と考え、犬を見かけたら静かに距離をとって目線を合わせずに通り過ぎましょう。

コンビニ前や海辺にいる野犬は、比較的おとなしい傾向がありますが、むやみに触れたり声をかけたりしない方が安全です。
まとめ:タイの治安は「比較的安全、でも油断は禁物」
タイは総じていえば「比較的安全」な国です。特に観光客が多いエリアや市街地では、日中はもちろん、夕方~夜にかけても大きな危険を感じることは少ないでしょう。
ただし、「油断しなければ安全」というのが正確な表現かもしれません。以下のポイントを守ることで、より安全なタイ滞在が可能になります。
- 深夜の一人歩きは避ける
- タクシーはアプリを活用し、違和感を感じたら警戒
- スリ・詐欺・野犬での注意を忘れずに
- 歩行時の交通状況に最大限の注意を払う
旅行や滞在を楽しいものにするためにも、「安全意識を持って行動すること」が最も大切です。
何かタイ生活についてお悩みがございましたら、ブレズ薬局へお気軽にご相談ください。皆さまの健康なタイ生活をブレズグループは全力でサポートいたします。
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監修:ブレズ薬局

本記事は、タイ・バンコクを中心に多数の店舗を展開する「ブレズ薬局」の監修のもと作成されています。ブレズ薬局では、日本語通訳スタッフが常駐するアソーク店およびソイ33/1店をはじめ、日本人のお客様が安心して医薬品を購入・相談できる環境を整えています。「言葉が通じる安心感」から、在住者・旅行者問わず10年以上にわたり多くの日本人の皆さまにご利用いただいております。
また、ブレズグループではアソークとプロンポンにクリニックも併設しており、日本語通訳スタッフが常駐する中、気軽に受診できる体制を整えています。健康やお薬に関するお悩みがある方は、薬局・クリニックの両面からサポートいたします。


