タイのハーブティー|人気の理由と薬局スタッフが教える選び方

タイ旅行やタイ生活でよく見かける「タイハーブティー」。

カフェやスパだけでなく、病院や薬局でも日常的に取り入れられており、健康管理の一つとして親しまれている文化があります。

さらに、ティーバッグタイプのタイハーブは、軽くて持ち帰りやすい=お土産にしやすい点も人気の理由です。

この記事では薬局スタッフの視点から、タイハーブがタイでどんな位置づけか、お土産として選ばれやすいハーブティー(アバイブーベ)、BLEZ漢方薬局オリジナルの漢方ドリンクを、できるだけ分かりやすく紹介します。

タイハーブとは

タイでは「伝統医学」として根付いている

タイでは古くから、植物を生活の中で活用する伝統医学が発展してきました。現在もタイ保健省が伝統医療(Thai Traditional Medicine)を医療体系の一部として位置づけています。

ソイ33/1漢方薬局には、大学でタイ伝統医学を学んだスタッフも勤務しており、タイハーブ由来のお薬・タイハーブティー・各種ハーブ製品を取り扱っています。

リラックスだけじゃない、タイのハーブティー

日本ではタイハーブは「寝る前のリラックス」というイメージが強いかもしれませんが、タイではそれに加えて、

・お腹の調子(便通)

・むくみ

・体の巡り(冷え・便通)

・暑い季節のコンディション

・酸化ストレスが気になる時期の体調管理

など、目的に応じて飲み分けることがあります。

“効能を知って選ぶ”と、ハーブティーがもっと楽しくなります。

薬局スタッフがタイハーブについて感じたこと

タイで生活していると、タイハーブが本当に身近だと感じます。

たとえばマッサージ店では、施術後にショウガやレモングラス、ベルノキなどを使ったハーブティーを出してくれることが多く、あの一杯は個人的に「タイ生活のご褒美」のような存在です。

カフェでも、レモングラス、菊、バタフライピーなどのハーブティーが普通にメニューに並んでいますし、マッサージではヤーモン(タイハーブの効能を活かしたバーム)やハーブボール(蒸したハーブを当てる)、ハーブの香りを活かしたアロマなど、香りや温感も含めて“ハーブの力”を体験する場面がたくさんあります。タイ料理にもハーブは欠かせませんよね。

つまり、タイとタイハーブは切っても切り離せない存在。

逆に言えば、タイハーブを知るとタイ文化がもっと深く見えてくる——これが筆者の実感です。

タイ王立病院発ブランド「アバイブーベ」とハーブティー

アバイブーベとは

タイハーブを語るうえで欠かせないのがアバイブーベ(Abhaibhubejhr)。王立病院をルーツに持つブランドで、研究機関と連携しながらハーブ製品の開発を行っています。タイらしいお土産を探している方には、当店でもアバイブーベをご紹介することが多いです。ハーブの働きを活かしたスキンケア、石鹸、シャンプー・リンスなど、商品展開も幅広いのが特徴です。

人気商品:ティーバッグ型ハーブティー

ティーバッグタイプのハーブティーは、

・軽くて持ち運びやすい

・常温保存可能

・タイらしさが感じられる

という理由から、タイ土産として非常に人気があります

ソイ33/1漢方薬局では、現在7種類のアバイブーベのハーブティーを取り扱っています。自然な味わいで、極端に苦くて飲めないということはありません。

※ハーブティーはあくまで「お茶(食品)」で、医薬品ほど強い作用を前提にしません。体質・持病・服薬状況によって合わない場合もあるため、不安がある方はご相談ください

アバイブーベのハーブティー7種|期待される働き(効能)を詳しく

ここからは、各ハーブの特徴を“どんな目的で選ばれやすいか”が伝わるように整理して紹介します。

ラーンジュード(ツンベルギア・ラウリフォリア)

ポイント:体内環境を整える目的で選ばれやすい/短期利用が基本

ラーンジュードはタイで「解毒のハーブ」として知られています。

伝統的には、体内に入った不要なものを外へ出す方向で働くとされ、都市部で生活する人の“体内クレンジング”として注目されることもあります。

・二日酔いの時期や外食が続く時のリセット目的

・ 体の熱感が気になる時のコンディション調整

・皮膚のかゆみなど、アレルギーが気になる時期に選ばれることも

注意点:

作用が比較的強いとされるため、基本は短期間で様子を見るのが無難です。特に肝臓・腎臓に不安がある方は自己判断で続けず、必ず相談してください。

アムラ(エンブリカ / マカームポム)

ポイント:ビタミンC・ポリフェノールが豊富/抗酸化の観点で人気

アムラはタイで“スーパーフルーツ”的に親しまれる果実で、タイではマカームポムとも呼ばれます(インド名がアムラ、和名ではユカン)。

・抗酸化成分を含む食品として知られ、体調管理のベースに

・肌の保湿環境を守る観点で注目されることがある

・花粉症など季節性のアレルギーが気になる方が選ぶことも

また、PM2.5が高い時期は「喉のイガイガ・痰・声が出にくい」など、最初に不調を感じやすい部位が喉という方も多いです。そうした時期に、マカームポムを“喉・気道をいたわるお茶”として飲む方もいます。

キャンドルブッシュ(ハネセンナ / カッシア・アラタ)

ポイント:便秘でお悩みの方に人気

キャンドルブッシュは、便秘茶や健康食品に配合されることが多く、お腹に溜まったものを出す方向で働くとされています。

・ 旅行中、食生活が乱れて便通が気になる時期に選ばれやすい

・就寝前に服用ください

ヒハツ(チャプルー / インドナガコショウ)

ポイント:巡り・冷えが気になる方に

ヒハツはスパイスとしても知られますが、健康面では冷えによる末梢血流の低下などが気になる方が、巡りを意識して取り入れることがあります。

・体が冷えやすい

・手足が冷たく感じる

・代謝を意識した生活をしたい

といった方に選ばれやすいハーブです。

ツボクサ(ゴツコラ)

ポイント:脳の健康・集中/ストレス環境のケアの観点で注目

ツボクサは、アーユルヴェーダや東南アジアの伝統医学で重要とされてきたハーブ。近年はスキンケア成分(CICA)としても有名です。

・脳の神経細胞の働きを支える観点で注目される

・集中力・記憶力を意識する方が取り入れることがある

・心の不安を落ち着かせる目的で選ばれることも

若さを取り戻すハーブ”と呼ばれ親しまれています。興味があれば、まずはお茶として、生活の中で無理なく取り入れるのがおすすめです。

クミスクチン(猫ひげ草茶)

ポイント:むくみ・利尿の観点で有名/“腎臓のお茶”と呼ばれることも

クミスクチンは東南アジアで古くから用いられ、「腎臓のお茶」と呼ばれることもあるハーブです。利尿作用を期待して飲む方が多く、

・むくみが気になる

・水分代謝を整えたい

・すっきりしたい

といったニーズで選ばれやすい印象です。

サフラワー(紅花)

ポイント:血行を意識する方、冷えが気になる方に

紅花は古くから東洋医学でも用いられてきた植物で、血行を促し、冷えや巡りを意識したい方に選ばれやすいハーブです。

・冷えが気になる

・血行を意識したい

・体を温めたい

という時期のお茶として取り入れられます。

薬局オリジナル|BLEZ漢方ハーブドリンク

「ハーブをもっと飲みやすく」という想いから生まれたのが、漢方薬局オリジナルの漢方ドリンクシリーズです。

味をやさしく調整しているため、毎日のお水やお茶の代わりとしてお飲みいただけます。

体調や目的に合わせてお選びいただける、全9種類をご用意しております。

※体調に不安がある場合や持病・服薬中の方は、漢方医へご相談ください。

C01 アンチエイジング

カモミールと菊を配合したアンチエイジングドリンクです。甘みが強い味なので、甘いものが欲しい時に飲むのもおすすめです。体のリフレッシュ、皮膚の老化防止、また寝つきが良くなりグッスリと眠れるようになる、などの効果があります。

C02 気力充実・ストレス発散

アルツハイマーを予防すると言われているタイならではのハーブ「ハスのおしべ」を中心に、リラックス効果の高いハーブを組み合わせた気分爽快ハーブティー。甘みは全くなくさっぱりとした後味です。普通にお茶として美味しく飲めるので、お食事のお供や甘いものが苦手な方にもおすすめ。ストレスやイライラを感じ、気分を変えたいときにいかがでしょうか?

C03 腸クレンジング

10種類以上のハーブを組み合わせたブレズの自信作!甘酸っぱい味わいの中にもピリッとしたスパイシー感が加わったちょっぴり刺激的な口当たり。日々、休むことなく多くの食べ物を消化吸収している腸を寝ている間にクレンジング。宿便を溜め込まずスリムなボディーを目指すあなたに!!

C04 美肌

ビタミンCたっぷりのレモングラスを中心に、お肌に効果的なハーブを組み合わせた美肌ドリンクです。最後に残るほろ苦さは、柑橘系のベルガモットピールによるもの。甘さ控えめで後味すっきり。暑い時に飲むとさっぱりとした気分になります。

C05 生活習慣病

ハイビスカスという名前でもお馴染みのローゼルをメインに、生活習慣病予防のために調合したハーブティー。美しいルビー色のお茶が血液をサラサラにし、高血圧と高脂血症の予防を助けます。さっぱり甘酸っぱい味で漢方ドリンクらしさはありません。甘酸っぱいものを飲みたいときに気軽に飲めます。

C06 女性ホルモンバランスの調整

日本でも江戸時代より3大生薬の1つとして大切にされてきた「紅花」がメインのハーブティーです。血液の質を向上させ血流を良くします。また身体を温め、女性にありがちな「冷え」の症状を改善します。生理痛などホルモンバランスの乱れから起こる女性特有の各症状に効果があります。

C07 体重軽減

ほんのりとした甘味と香りを持つベールフルーツとナツメが配合されたハーブティー。甘さ控えめで飲みやすい味です。胃腸の働きを強めるとともに、リラックス効果で過度の食欲を抑えます。むくみ解消、腎臓クレンジング効果も期待できます。

C08 免疫力アップ

ビタミンCが豊富!アンチエイジンと解毒作用に優れたハーブ3種の有効成分が体の免疫力を高めます。さらに血液循環を良くし、コレステロール値を下げるとともに、穏やかな下剤効果で体の老廃物を無理なく排出します。

C09 脂肪燃焼

10種類以上のハーブを組み合わせたブレズハーブドリンク。味は甘みとスパイシー、そしてハーブの香りがします。血糖値と高脂血症を減らす効果があり、体重を減らしたい方におすすめです。ダイエット、脂肪燃焼、血中コレステロール軽減、血液サラサラ効果あり。

まとめ

タイのハーブティーは単なる飲み物ではなく、タイの健康文化そのものを持ち帰れるお土産ともいえます。

・軽くて持ち帰りやすい

・香り・味で“タイらしさ”が伝わる

・生活の中で続けやすい(ティーバッグで手軽)

健康意識の高い方へのギフトにもおすすめ

旅行中に気になったハーブがあれば、まずはお茶から取り入れてみるのもおすすめです。薬局では体質や生活スタイルに合わせた選び方もご案内できますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

ブレズ薬局の店舗にて直接ご相談

※現在日本語通訳常駐店舗は「アソーク店」「ソイ33/1漢方薬局」でございます。その他店舗では、お電話にて日本語通訳サービスを行っております。

ブレズ薬局公式LINEのお問い合わせ

※日本語によりご返信を行っております。お気軽にお問い合わせください。

🔗 あわせて読みたい!

タイハーブ初心者向け|美容・健康に役立つ情報と人気商品を紹介 

本記事では、タイハーブの使われ方 → ハーブの効能 → 人気商品紹介の流れで、タイハーブが初めての方でもわかりやすく魅力を感じられる内容をまとめました。

タイ生活と痛風リスク― 尿酸値が気になる方へタイハーブの選択肢
まず痛風の基本的な仕組みを整理し、タイ生活の中で意識したいポイント、そして軽い違和感の段階で考えられる体調管理の方法やタイハーブの選択肢について、わかりやすくご紹介します。

監修:ブレズ薬局

本記事は、タイ・バンコクを中心に多数の店舗を展開する「ブレズ薬局」の監修のもと作成されています。ブレズ薬局では、日本語通訳スタッフが常駐するアソーク店およびソイ33/1店をはじめ、日本人のお客様が安心して医薬品を購入・相談できる環境を整えています。「言葉が通じる安心感」から、在住者・旅行者問わず10年以上にわたり多くの日本人の皆さまにご利用いただいております。

また、ブレズグループではアソークとプロンポンにクリニックも併設しており、日本語通訳スタッフが常駐する中、気軽に受診できる体制を整えています。健康やお薬に関するお悩みがある方は、薬局・クリニックの両面からサポートいたします。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA