【タイ・バンコク】コンビニで購入できる咳止め対処法は?

咳は日常的な体調不良の中でも特に不快感を伴い、仕事や旅行中にその症状が続くと大変なストレスとなります。特にタイ・バンコクのような外国で咳が出た場合、現地の医薬品や対処法が分からず困ることもあるでしょう。そこで本記事では、タイのコンビニ「セブンイレブン」で購入可能な咳対策商品や、薬局で手に入るより効果的な咳止め薬について詳しくご紹介します。症状に合った適切な商品を見つけ、快適な日々を取り戻しましょう!

タイのセブンイレブンで購入可能な咳止めの紹介

タイのセブンイレブンはいたるところにあり、観光客にとって便利な場所です。ただし、注意点として、タイのコンビニでは一般的な「西洋薬」の咳止めは販売されていません。

咳を和らげる商品として主に販売されているのは以下のようなのど飴です。喉が乾燥すると刺激を受けやすく、咳が出やすくなります。そのためのど飴も喉を潤すことで咳を出にくくする効果があります。

TAKAB Anti-Cough Pill

特徴:ムカデが描かれているパッケージ、【ムカデ5匹】がメーカー名の咳止めです

  • 効能:咳の緩和、喉を潤す、去痰(痰を排出しやすくする)
  • 服用方法:1回につき2-4錠を口の中で溶かして服用
  • 価格目安:20バーツ
  • 購入ポイント:タイの咳止めとして有名なこちらの咳止め。咳止め、喉を潤す、去痰効果のあるハーブが配合されています。セブンイレブンでも薬局でも気軽に購入できます。ハーブの味なので正直美味しくはないですが、喉に効いているのを感じます。

Strepsils

  • 効能:喉を潤す、喉の痛みの緩和
  • 服用方法:1回につき1錠を口の中で溶かして服用、2-3時間おきに服用することを目安とし、6歳以上のお子様および大人の方が対象です。
  • 価格目安:40バーツ程度
  • 購入ポイント:オリジナル、クール(メントール)、ハニーレモン、オレンジ+ビタミンC、シトラスレモン(シュガーフリー)と味が豊富です

セブンイレブンでは医薬品の購入は難しいため、軽い症状や予防目的でのど飴を選ぶことをおすすめします。

薬局で買える咳止めの紹介

咳をしっかりと抑えたい場合や、症状が重い場合は、薬局の利用がおすすめです。タイには多くの薬局があり、英語で相談できるところも多いので安心です。

咳止めには錠剤とシロップの形状があり、必要に応じて自分に合った形状の薬を選んでください。

※ご紹介した価格はブレズ薬局にて2025年1月の価格になります。

◎咳止め薬の種類

咳には乾いた咳(空咳)と、痰が絡む咳があります。

それぞれ有効な薬効成分が異なるため、咳の状態に適切な薬の服用が大切です。

乾いた咳(空咳)

コンコンという咳が絡まない乾いた咳のことです。乾いた咳を抑えるための薬用成分の例はこちら。

レボドロプロピジン(Levodropropizine):咳中枢を抑制し、乾いた咳を鎮めます。市販薬に多く含まれており、短期的な咳の緩和に有効です。日本国内でこちらの成分を含む市販の咳止め薬は一般的ではないようです。

・デキストロメトルファン(Dextromethorphan):気道の抹消に作用し、咳の原因となる刺激を抑える成分です。日本の市販薬では「メジコン咳止め錠Pro」などに配合されています。

・ノスカピン(Noscapine):咳中枢を穏やかに抑制します。アヘン由来の成分ですが、依存性がなく安全に使用できる成分です。日本の市販薬では大正製薬の「パブロンSせき止め」などに配合されています。
・ペントキシベリン(Pentoxyverine):咳を直接抑える作用があり、乾いた咳に特化して使用されます。日本国内でこちらの成分を含む市販の咳止め薬は一般的ではないようです。

【ブレズ薬局で取り扱いのある薬の紹介】
シロップ:IVORIN

◎配合成分:レボドロプロピジン(Levodropropizine)30mg / 5ml

◎配合量:60ml

◎価格:70バーツ

シロップ:BRONAL SYRUP 

◎配合成分:レボドロプロピジン(Levodropropizine)6mg / 1ml

◎配合量:120ml

◎価格:180バーツ

痰の絡む咳

ゴホゴホ、ゼロゼロとした痰を伴う咳のことです。痰を身体の外へ出そうとして起こる咳になります。痰を排出しやすくする薬用成分の例はこちら。

アンブロキソール塩酸塩(Ambroxol Hydrochloride):痰を薄め、気道から排出しやすくする効果があります。日本の市販薬では大正製薬の「パブロンSゴールドW微粒」などに配合されています。

・カルボシステイン(Carbocisteine):気道粘膜を調整し、痰を柔らかくして排出を助けます。日本の市販薬ではシオノギヘルスケア株式会社の「ムコダイン去痰錠Pro 500」などに配合されています。

・ブロムヘキシン塩酸塩(Bromhexine Hydrochloride):痰を溶かして、気道の中での移動をスムーズにします。日本の市販薬ではグラクソ・スミスクライン株式会社の「新コンタックかぜ総合」などに配合されています。

・グアイフェネシン(Guaifenesin):気道の分泌物を増やし、痰を柔らかくする効果があります。日本の市販薬ではアリナミン製薬会社の「ベンザブロックSプレミアム錠」などに配合されています。

・アセチルシステイン(Acetylcysteine):痰の粘性を減らし、気管支からの排出を助けます。日本では医療用医薬品として使用されています。

【ブレズ薬局で取り扱いのある薬の紹介】

シロップのお薬

FluiFort Syrup

◎配合成分:カルボシステイン塩(Carbocisteine Lysine Salt)

◎配合量:120ml

◎価格:240バーツ

Flemex Carbocysteine

◎配合成分:カルボシステイン(Carbocysteine) 250mg / 5ml

◎配合量:60ml/120ml

◎価格:65バーツ / 105バーツ

錠剤のお薬

Mucosolvan

◎配合成分:アンブロキソール塩酸塩(Ambroxol Hydrochloride) 30mg

◎配合量:1シート10錠入り

◎価格:65バーツ

Solmax 

◎配合成分:カルボシステイン(Carbocisteine) 500mg

◎配合量:1シート10錠入り

◎価格:60バーツ

まとめ

咳は乾いた咳(空咳)と痰が絡む咳に分けられ、それぞれに適した薬を選ぶことが大切です。タイ・バンコクではセブンイレブンなどのコンビニで手軽にのど飴や軽い症状向けのアイテムが購入できます。咳をしっかり抑えたい場合や症状が思い場合には、薬局で専門的な咳止め薬を購入すると良いでしょう。

特にブレズ薬局では日本語や英語での相談も可能で、さまざまな症状に対応した薬が手に入るため、安心して購入することができます。現在、日本語通訳が常駐している店舗は、アソーク店ソイ33/1漢方薬局でございます(2025年1月現在)。その他のブレズ薬局の店舗でも、お電話を通じて日本語通訳サービスをご利用いただけますので、ご安心ください。お問い合わせは、お電話、メール、またはブレズ薬局公式LINEアカウントにて承っております。どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

現地で咳に悩まされている方は、ぜひこの記事を参考にして、自分に合った咳止めを見つけてください。健康な体で快適なバンコクライフをお過ごしください!

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