2026年版!タイの大麻事情|日本人が知っておきたい法律と注意点
タイでは近年、大麻に関する法律が大きく変化し、日本とは異なる取り扱いがされています。
そのため、
「タイでは大麻は合法なの?」
「観光中に使用しても問題ない?」
といった疑問や不安を感じる方も少なくありません。
特に日本人の場合、タイの法律だけでなく日本の法律も関係してくるケースがあるため、より慎重な判断が必要です。
本記事では、薬局スタッフの視点から、タイの大麻事情と日本との違い、そして現地で気をつけたいポイントについて、できるだけわかりやすく整理していきます。
※本記事は2026年4月時点の情報となります
そもそも大麻とは?
大麻の基本

大麻はアサ科の植物で、古くから世界各地で利用されてきました。
繊維として衣類やロープに使われたり、種子が食品として利用されたりと、本来は生活に密着した植物の一つでもあります。
一方で、大麻には精神に作用する成分が含まれているため、現在では多くの国で規制対象となっています。
主な成分として知られているのが以下の2つです。
・THC(テトラヒドロカンナビノール)
→ 気分の高揚や酩酊感など、精神に影響を与える成分
・CBD(カンナビジオール)
→ 精神作用は少ないとされ、製品によってはリラックス目的で使用されることもある成分
同じ「大麻由来」であっても、含まれる成分によって作用や扱いが大きく異なる点が特徴です。
体への影響
THC(テトラヒドロカンナビノール)を含む大麻を使用した場合、個人差はありますが、以下のような影響が出ることがあります。

- 気分の高揚やリラックス感
- 判断力や集中力の低下
- 時間感覚の変化
- 不安感やパニック症状
- 幻覚などの精神症状
また、繰り返し使用することで、依存のリスクや精神面への影響が指摘されています。
さらに、長期的には
・記憶力や注意力の低下
・学習能力への影響
・精神疾患との関連
なども報告されており、軽い気持ちでの使用には注意が必要です。
タイと日本の法律の違い
タイの大麻規制(近年の変化)
タイでは2022年に大麻の規制が大きく緩和され、一時は「アジアで最も大麻に寛容な国」とも言われました。
その影響で、飲料や食品など、大麻由来成分を含む商品が一気に広まりました。
しかし、その後は規制の見直しが進み、現在ではより管理された形での運用に移行しています。

主なポイントは以下の通りです。
- 大麻は「完全に自由」ではない
- 医療目的を中心に管理されている
- 無許可での販売・加工は制限あり
- オンライン販売や広告は禁止
- 使用場所や方法にも制限あり
つまり現在のタイは、「自由に使える国」ではなく、「条件付きで管理されている国」という理解が重要です。
日本の大麻規制
一方、日本では大麻に関する規制は非常に厳しく設定されています。
- 所持・譲渡・使用は原則禁止
- 違反すると刑罰の対象
- 医療用でも自由に使用は不可
2023年の法改正により、「使用そのものも処罰対象」となりました。
これは海外と比較しても厳しい規制であり、日本人にとっては特に注意が必要です。
また、
- 海外での使用
- 日本への持ち込み
など、状況によっては法的リスクが生じる可能性もあるため、安易な判断は避ける必要があります。
タイの大麻製品の取り扱い
タイで見かける大麻製品
現在のタイでは、大麻由来の成分を含む製品がさまざまな形で販売されています。
例えば
- 大麻入り飲料(カフェ・コンビニなど)
- クッキーやグミなどの食品
- ハーブ製品
- CBDオイルや関連商品
観光地や都市部では特に目にする機会が多く、「気軽に試せそう」と感じる方もいるかもしれません。
2026年4月現在ブレズ薬局で取り扱いのある製品
なお、2026年4月現在、ブレズ薬局ではグミタイプのサプリメントの取り扱いがございます。
ただし、これらは健康補助を目的とした製品であり、医薬品のように効果を保証するものではありません。体感には個人差があります。
また、現在お薬を服用されている方や持病のある方は、使用前にご相談いただくことをおすすめします。
※いずれの製品も、体質や体調によって合う・合わないがあります。
気になる方は、店頭にて薬局スタッフまでお気軽にご相談ください。

■ Sleep Gummies(スリープグミ)
就寝前のリラックスタイムに取り入れられることがあるグミタイプのサプリメントです。
ハーブ由来成分や栄養素が配合されており、気持ちを落ち着かせたいときや、寝る前の習慣として使用されることがあります。
・リラックスしたいとき
・寝る前のコンディションを整えたいとき
・生活リズムを整えたいとき
などに取り入れられることがあります。
■ Morning Gummies(モーニンググミ)
朝のスタートをサポートする目的で使用されることがあるグミタイプのサプリメントです。
ビタミン類などを含み、すっきりとした気分で一日を始めたいときに取り入れられることがあります。
・朝のだるさが気になるとき
・生活リズムを整えたいとき
・軽い栄養補給として
など、日常のコンディション管理の一環として選ばれることがあります。
注意しておきたいポイント
しかし、これらの製品にはいくつか注意点があります。

- 成分表示が不明確な場合がある
- 店舗によって品質に差がある
- 使用方法によっては違法になる可能性
さらに、日本人にとって重要なのは、 購入・使用したものを日本に持ち帰ることはできない可能性があるという点です。 知らずに持ち帰った場合でも、法律違反となる可能性があります 。
ブレズ薬局スタッフとしての視点
薬局の立場から見ても、大麻製品は
- 成分のばらつき
- 体質による影響の違い
- 他の薬との相互作用
といった点で注意が必要な分野です。
特に、持病がある方や薬を服用している方は自己判断での使用は避けることが望ましいと考えられます。
まとめ
タイでは大麻に関する制度が大きく変化し、現在は一定の条件のもとで管理されている状況です。
一方で、日本では依然として厳しい規制が続いており、所持・使用ともに大きなリスクを伴います。
そのため
- タイと日本の法律の違いを理解する
- 安易に購入・使用しない
- 日本への持ち帰りは避ける
といった基本的なポイントを押さえておくことが重要です。
タイ滞在中は、現地のルールだけでなく、日本人としてのリスクも含めて行動することが大切です。
少しでも不安がある場合は、無理をせず、医療機関や専門家へ相談することをおすすめします。
・ブレズ薬局の店舗にて直接ご相談
※現在日本語通訳常駐店舗は「アソーク店」「ソイ33/1漢方薬局」でございます。その他店舗では、お電話にて日本語通訳サービスを行っております。
・ブレズ薬局公式LINEのお問い合わせ
※日本語によりご返信を行っております。お気軽にお問い合わせください。

監修:ブレズ薬局

本記事は、タイ・バンコクを中心に多数の店舗を展開する「ブレズ薬局」の監修のもと作成されています。ブレズ薬局では、日本語通訳スタッフが常駐するアソーク店およびソイ33/1店をはじめ、日本人のお客様が安心して医薬品を購入・相談できる環境を整えています。「言葉が通じる安心感」から、在住者・旅行者問わず10年以上にわたり多くの日本人の皆さまにご利用いただいております。
また、ブレズグループではアソークとプロンポンにクリニックも併設しており、日本語通訳スタッフが常駐する中、気軽に受診できる体制を整えています。健康やお薬に関するお悩みがある方は、薬局・クリニックの両面からサポートいたします。

